「これからは非認知能力が大切になる」
最近よく耳にする言葉だと思います。
今回はその「個人の非認知能力を知る」方法をお伝えしたいと思います。
そもそも非認知能力とはなにか。
【認知能力とは=学問的な知識や知的能力】に対し、
【非認知能力とは=人間らしさを形成するスキル】。
行動や感情、態度、習慣、社交性など、「数値で測ることのできない人間的なチカラ」が非認知能力であり、好奇心や頑張るチカラ、向上心や忍耐力、協調性やコミュニケーション能力などというとイメージしやすいかもしれません。
非認知能力の具体例
非認知能力にはさまざまな要素があります。例えば、
- 自己制御:感情をコントロールし、衝動を抑える能力。
- モチベーション:目標に向かって努力し続けるチカラ。
- 対人スキル:他人との円滑なコミュニケーションや協力を行う能力。
- 共感:他人の感情や視点を理解し、共感するチカラ。
- レジリエンス:困難や逆境に対処し、立ち直るチカラ。
- 責任感:自分の行動やその結果に責任を持つ態度。
これらのスキルは、学校や職場での成功だけでなく人間関係の構築にも欠かせないもので、生活や仕事において、認知能力(学問的な知識や知的能力)以上に重要で大きい影響を与えることが分かっています。
成長と学びのプロセス
非認知能力は、生まれつき持っているものではないとされています。
子供の成長過程で家庭や学校、そして社会との関わりを通じて育まれるものとされている。
本当にそうでしょうか?
種や卵は、花が咲いてこそ、卵がかえってこそその姿を確認できます。
「赤い花が咲きました」
「白鳥の雛がかえりました」
これらは、種ができたときに、卵が作られる過程で、すでに決まってたのではないでしょうか。
人はどうでしょうか?
同じ環境、同じ両親、同じタイミングで生まれてきた双子がいたとして
全く同じ性格で、能力で、共感力をもち、行動をする。
ありえませんよね。
双子でも、対人スキルが違うことは当たり前で、社交的な子もいれば一人でも楽しめる子もいて、我慢強い子もいれば感情が爆発する子どももいて。
もっといえば、男児が車や剣や男児向けキャラクターに興味を示す反面、女児はぬいぐるみやお人形さん、女児向けのキャラクターが好きになる…。
これらはすべて、環境や関わる人の影響でしょうか?
本人達が好んで選んでいると思うのです。
本能という生まれながらに持ちあわせている性質によって。
非認知能力を知る術(すべ)
やまと式かずたま術は、「自分を知る」鑑定であり、
生まれながらに持ちあわせた
▶資質や能力、性格や考え方、行動や欲求、弱点などの性質
そこから読み解く
▶対人スキルやモチベーション、レジリエンスなど
子どもが生まれながらに持ちあわせている非認知能力を読み解き認識することにおいて、非常に有効なツールといえます。
また子ども達だけではなく、大人が認識することで今の自分との答え合わせができ、自己啓発やキャリアアップを目指す際に意識的に鍛えることができます。
非認知能力は、私たちの人生の多くの場面で重要な役割を果たします。
これらの能力を意識し、日々の生活や仕事の中で磨いていくことで、より充実した人生を送ることができるでしょう。
私たち一人一人が、自分の非認知能力を見つめ直し、向上させる努力を続けることが、より良い未来への一歩となることを願い、私たちは活動しています。
やまと式かずたま術鑑定士 橿原いすず